『勇者』
かつて世界を救ったという伝説の勇者の血を引く4代目。
剣技も魔法も優れ、カオも良くモテマクリな人生の勝ち組み。

『戦士』『魔法使い』『賢者』
勇者のとりまき。実力者。
元は王宮騎士団のエリート

『村娘』
宿屋の一人娘で、村の中では高嶺の花。
村を訪れた勇者に一目ぼれ。

『墓守』
いまいちパッとしない、冴えない若者。
村の神官の長男だったが、宗教上禁止されている聖獣の肉を食ってしまったため破門された。
魔法の才能はあるのだが、魔法使いの免許を持ってないので、使用を禁じられている。

ストーリー

世界に危機が迫っていた。
100年前に封じられた魔王が、あと数年で復活するという夢をみた国王は、
かつての勇者の血を引く剣士に、『勇者の剣』を与え、魔王の討伐を命じた。
勇者は、手始めに、先代の勇者が騎乗したという飛竜を求め、国の東端の湖を訪れた。
この竜は大変気性が荒く、真の勇者でないと乗りこなすことは困難だという。
湖の近くの村は、勇者を厚くもてなした。
いい気になった勇者は、村の財宝を巻き上げ、泊まっていた宿の娘を陵辱し、好き放題に振舞った。

勇者は、『勇者の剣』で飛竜の封印を解いた。
開放された飛竜は、今代の勇者の無能さを見抜き、従わず、暴れまわって周囲に被害を及ぼした。
戦士と勇者が動きを止めている間に、賢者はなんとか、飛竜を再度封印した。
勇者のお目付け役を任された魔法使いは、勇者の無能さが世に知れ渡るのを防ぐため、
村を完全に焼き払った。

湖の反対側の墓地を管理していた墓守は、大急ぎで村に駆け戻ってきたが、既に勇者達は立ち去ったあとで、生存者は一人もいなかった。

勇者に陵辱され湖に身を投げた村娘の亡骸を抱きながら、墓守は勇者に復讐する力を求めた。

地中に封ぜられた魔王は、その声に耳を傾け、墓守に力を与えた。
賢者に封印された飛竜は、墓守を主と認め、その背を許した。


数年後、力をつけ、本格的に魔王討伐の旅に出ようとした勇者の前に、黒衣の死霊遣いが立ち塞がる‥‥‥。
死霊遣いの狙いはただ一つ。
勇者のみが持つという、『予備の命』。
これを用いて、村娘の命を蘇らせるためだけに、あらゆる卑劣な手段を駆使して勇者を追い詰める。